第ニ級アマチュア無線技士 従事者免許取得

アマチュア無線 従事者免許

昨年の8月9日に第三級アマチュア無線技士の従事者免許を取得しましたが、人間とは恐ろしいもので欲しいものが手に入れると更に良いものが欲しくなる。

第三級アマチュア無線で運用できる範囲は、電波法で空中線電力50W以下の無線設備で18メガヘルツ以上または8メガヘルツ以下の周波数の電波を使用するものの操作のみでやはり30m (10MHz帯) , 20m (14MHz帯)も運用したい欲望が出ましたので一つ上位の第二級アマチュア無線技士の資格を挑戦しました。

資格取得はeラーニングと直接試験を受ける方法がありますがeラーニングは、金銭面で厳しい選択になるので直接試験を受けることにしました。

直接試験は、公益財団法人 日本無線協会で行われるアマチュア無線技士国家試験です。第一級アマチュア無線技士と第二級アマチュア無線技士のみで年に3回で4月期、8月期、12月期で試験の受付は、2か月前の1日~20日までのインターネットでの試験申請です。

昨年の12月期の受験では、準備期間や年末で気持ちに自信が無かったので今年の4月期を考えて勉強のスタートを考えた矢先に今度は病気になり通院と入院で4月期は断念!

再度、仕切り直しで8月期の試験に向けてスタートしました。先ずは3~4ヶ月で勉強を終わらて試験に臨む計画し、試験受付が6月1日から6月20日なので多少勉強して試験申請は、体調が万全か、試験合格になりそうな雰囲気かの両方の見極めて試験申込をする。

6月14日 試験申込

6月14日 認証コードがメールで届き、その日に試験手数料の振込むとメールで入金完了のメールが届き、整理番号が記載されている。

7月14日 受験票がメールに添付され届く

8月5日 試験

 試験会場には、初めての場所と交通機関のトラブルで遅れるわけにはいかないので余裕を持って到着 するように家を出る。数十分前に試験会場に入り、試験を受けるための色々な案内に従って粛々と行動する。

最初は、法規の試験で回答用のマークシートが配られ、受験番号、名前等を記入し、次にB4サイズの問題用紙が配られるが伏せて待つ、指示に従って、試験がスタートする。一定の時間が進むと退室が許されるので問題を2回ほど見直しとマークシートの問題位置と潰し位置を十分にチェックしてマークシートを試験官さんが後方にもいるので確認後に提出し、部屋を出る。

注1:試験官さんからの説明があるが、机の上には受験票、鉛筆(私は、マークシート用の1.3㎜芯のシャープペンシルを使う)とメガネは可でその他の私物は机に一切置けない。

注2:退出すると試験が終わるまで中に入れないので、忘れ物等をないように退出。
注3:退出後は、昼食しながら午後の工学の勉強のおさらいをして待つ! 指示があるまで試験会場には入れません。

午後は、工学の試験になる。基本は、法規と同じですが、注意が必要です。

注4:工学の問題数が法規より少ないですが、マークシートの回答欄の数が法規と同じ数なので問題位置を間違えないようにする。A問もB問もズレると正解してもパーですので2-3回は確認が必要!
注5:計算問題が必ず数問ありますから計算は、問題用紙の裏面を使って大きな字で計算することをお勧めします。私は、問題面の隙間で小さな字で計算し、案の定計算ミスをしています。

追記;試験終了してから数日後に問題と解答が閲覧できるようになりますので試験中に問題用紙に自分の回答を何らかの形で分かるようにします。私は、A問には選択した数字に丸をB問にはア~オの枠回答の場合は各枠内に選んだ数字をア~オの適合するしないの場合は、そのア~オの前に1or2を書き加えて家に持ち帰りして後日公開された解答と答え合わせをして合否を確認しました。

8月22日 試験結果の通知メールが届く

8月23日 第二級アマチュア無線技士 従事者免許証の申請手続完了

9月22日 従事者免許証の届く *交付日は、令和5年9月15日

これで第二級アマチュア無線技士の従事者免許証が手元に届いたのでアマチュア無線局の変更申請をすることにする。試験申請から従事者免許証が入手できる期間は約3ヵ月半を要しました。

第二級アマチュア無線技士の直接試験を受験したい方の私の勉強方法を簡単に書きます。

  1. 先ず勉強する期間は、3-4ヶ月で集中的に行う。あまり期間が長くなると覚えたことを忘れたり、途中で飽きが来てしまうのでこれ位が限度と思います。法規と工学の勉強に必要な時間と思います。
  2. 勉強方法は、とにかく公開されている過去問を暗記しながら繰り返し、解いて頭に叩き込む!通り一辺倒で覚えた気になってはダメです。目をつぶっても解けるよう自信をつける。
  3. 法規は、ひたすら覚えることが大事ですが、問題の文面や傾向も含めて覚えます。
  4. 工学は、法規と同様な面と計算問題がありますので少し勉強方法が違います、計算問題が苦手とあきらめてはいけません。試験問題内に数問出題されるので回答を捨てると工学は、125点で満点ですので約20点位の損になり、不正解の約50%なので残りの不正解が20点以下(3問+α)しかないので厳しいので計算式を覚えるのと解き方が苦手な方は、式の解説をしっかり勉強して解き方を理解しましょう。dB(デシベル)と√(ルート)は数値として覚えて細かい数学的は事柄は無視して式に代入して簡単な四則計算のみで勝負する。
  5. ただ覚えるだけでは、理解しにくいのでやはり書籍は一冊は必要ですので購入することをお勧めします。書籍は問題集本が多いようですが解説や内容の要点がある書籍を選ぶ(個人的な意見)。私は、『第二級アマチュア無線技士試験 集中ゼミ』で要点勉強しました。
  6. 過去問は、書籍では無く二つのウェブサイトを利用して問題と回答で工学はそれにこのサイトは計算等の解説があるので理解しやすいです。下にリンクを張っておきます。
  7. 繰り返し過去問を解くためにEXCELで簡単な表を作り自分の回答を正誤を書く方法で点数が何点かを書き繰り返し進めました。また、いつの期の問題でも区分(?)があり、どこが不得手か分かるので問題の理解度が分かる。

画像の元となったEXCELとPDFをアップロードしてありますのでよろしければダウンロードしてお使いください。

どちらのファイルもお好きなようにしてください。

過去問を繰り返し何度でも解いた点数が法規の場合は128点以上と工学の場合は106点以上は得点できるよう勉強すれば法規、工学の問題を理解できていると思います。

過去問と解説(工学)でお世話になったウェブサイト

この内容は私が実施した経験であり、どなたにもベストになるか分かりませんのでご自分なりの勉強方法の参考になれば幸いです。第二級アマチュア無線技士の試験を日本無線協会で試験を受けられる方の受験申請は、習熟度や体調がベストか再度、自問して申込期日のギリギリまで待っても十分ですので焦らずに進めてください。

令和5年9月25日施行された改正で何点かありますがよく出る過去問の再免許で申請期間が変更されていますので注意が必要です。また、その他にも試験で出るか分かりませんので注意してください。

令和6年度の試験日程が公開されていませんが、是非トライしてください。

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